モックドラフト Ver.2 戦略と来シーズンのロスター
前回の記事で、今オフにFAになるスターターとドラフトのニーズについて書きました。
ドラフトでは、1〜3巡では即戦力を狙いに行く場合が多いですが、4〜7巡の選手たちが1年目からバンバンスタメンで試合に出るということはあまりありません。つまり、来年以降への投資ということになりますね。そうすると、前シーズンのウィークポイントであったポジション (ラムズで言えばLB) やスターターが抜けたポジション (CB, EDGE, OL) で即戦力を指名するのも大事ですが、来年以降のことも考えて指名しなければなりません。
例えば、2020年のドラフトを振り返ると、ラムズは2巡でRB, WR、3巡でEDGE、4巡でTE、3巡と6巡でSを指名しています。この5つのポジションでは、
RB マルコム・ブラウン、ダレル・ヘンダーソン・Jr.
WR ロバート・ウッズ、クーパー・カップ、ジョシュ・レイノルズ
EDGE レオナード・フロイド、サムソン・エブカム
TE タイラー・ヒグビー、ジェラルド・エヴェレット
S ジョン・ジョンソン、テイラー・ラップ
とスターターは揃っていますが、このうち6人はシーズン終了後FAとなります。
だいたいうちはいつもキャップスペースがきつく、FAの選手と延長するのはほぼ不可能なので、この選手たちは出ていくと言う前提で考えなければいけません。
というわけで、2021年ドラフトでは、ウィークポジションだけでなく、2021シーズン終了後にFAになる選手のことも考えないといけません。
現状での2021シーズンのメンバーは
O#
QB ジャレッド・ゴフ
WR ロバート・ウッズ、クーパー・カップ、ヴァン・ジェファーソン
TE タイラー・ヒグビー
RT ロブ・ヘイブンシュタイン
RG オースティン・コーベット (2022UFA)
C ブライアン・アレン (2022UFA)
LG ジョセフ・ノートブーム (2022UFA) デイビッド・エドワーズ
LT アンドリュー・ウィットワース (40歳)
D#
DT アーロン・ドナルド
NT アショーン・ロビンソン (2022UFA) セバスチャン・ジョセフ=デイ (2022UFA)
DE マイケル・ブロッカーズ
OLB テレール・ルイス
OLB オグボナイア・オコロンクウォ (2022UFA)
LB マイカー・カイザー (2022UFA)
LB ケニー・ヤング (2022UFA)
CB ジェイレン・ラムジー
CB デイビッド・ロング・Jr.
S テイラー・ラップ
S ジョーダン・フラー
P ジョニー・ヘッカー
となります。
こう見てると、OLがごっそり抜けるのと、NT (DT) の2人がラストイヤーとなりますね。OLはノートブームの怪我で代役で出てるエドワーズが好調なのと、2019シーズンのOL崩壊でいろんな選手を試したので、控えのボビー・エバンスなどもスタート経験があると言うのは多少いいように働くかもしれません。もちろんウィットは40歳ですし指名は必須です。DLも一応2019年4巡でグレッグ・ゲインズを指名してますが、結構層が薄くなるので、指名があるかもしれないですね。
ただ、2021シーズン以降はキャップがどうなるかもまだ分かってないので、どれくらいの選手と契約更新できるかは未知数です。
ただ今年はカップやラムジーなど延長必須の選手がいたんですが、来シーズン後はOLぐらいなので、SJDとかは結構安めで更新できるかもなとも思っています。あとは2022年のドラフトでは(早すぎ!!笑)ついにマクベイ政権初の1巡があります!!(歓喜!)まあまあスニードさんがトレードに使いそうですけど...笑
ということで、ウィークポジション的にも、来シーズンが契約ラストシーズンとなるポジション的にも、ニーズはOL, LB, CB, WR, EDGE, DT とかになるかなぁと思います。
キッカー?そんなポジションあったっけ?
モックについては一定期間ごとに各ポジションでまとめていこうと思っています!