モックドラフト第4弾はIOL編です。今回も
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ポジションニーズ
2020シーズンのスターターは
RG オースティン・コーベット
C オースティン・ブライス
LG ジョセフ・ノートブーム
の3人でスタートしました。途中でノートブームが怪我をしてIRに入って以降はLGはデイビッド・エドワーズが務めています。
ここまでの4人の評価 (pff) は
・コーベット 73.4 (12位/83人中)
・ブライス 72.9 (8位/36人中)
・ノートブーム 54.7 (76位/80位) (OTでの評価)
・エドワーズ 69.6 (20位/83位)
となっています。ノートブームはかなり評価低いですが数字ほど悪い印象はありませんし、ウィットワースが怪我で離脱してからキャリア初OTとして出場しているので、ネガティブな感じは特にありません。そう考えると昨シーズンの低迷が嘘のようにかなり素晴らしいパフォーマンスです。昨シーズンあれだけOLが崩壊していたのも関わらず、GMスニードは彼らを信じ、FAでもドラフトでもOLを補強しませんでした。(一応7巡でOGを指名)
この決断についてはラムズファン含めかなりの人が失敗だと予想したと思います。
ちなみに私は信じていた側でしたけどね(笑)
RT Rob Havenstein
— Shoedog (@theshoedog_) 2020年8月19日
RG Austin Corbett
C Austin Blythe
LG Joseph Noteboom
LT Andrew Whitworth
か。言われてるほど悪くないと思うんだけどねぇ https://t.co/fyymKBDyHb
でこれら4選手のうち、シーズン後にブライスがUFAになります。去年オフに1年$3.9Mで契約更新しました。去年のあの成績でこの値段だったので今年は年$10Mぐらいになるんじゃないかと予想しています。以下の記事でもお伝えしたとおり来年ラムズはキャップスペースマイナスなので、再契約は難しいと思います。また、コーベットとノートブーム、さらに控えセンターのブライアン・アレンも来シーズン終了後FAになることから、今ドラフトでの指名は必須だと思います。
2巡指名候補 (50~60位)
- Zion Johnson (Boston College) Senior
高校時代ではノースター選手でデビッドソンでスターターになり、ボストンカレッジでもスターターになった。フィジカルでアグレッシブ、コントロールされたブロッカー。転校生であるためトップレベルでの試合経験が少ないのが懸念点か。
- Trey Smith (Tennessee) Senior
パワーのあるドライブブロッカー。ただし横方向の動きのスキルは平均以下。動きの激しいインテリのラッシャーが苦手。減量する必要があるか。2018年2月に肺の血栓の問題を抱えた。半年間治療に費やし、以降は復帰している。
- Josh Myers (Ohio State) Redshirt Junior
6'5 の大型センター。スクープブロックやコンビネーションブロックに優れる。横方向の移動性に優れ、パスプロテクションに安定性をもたらし、相手のパスラッシュからの漏れを起こすことはほとんどない。足の速さを生かしてスライドしたり、インサイドでミラーしたりするのが上手い。ただしオハイオステイトは両Gがかなり強力なため、この2人がいなくても今のパフォーマンスを続けられるかには疑念の余地あり。
- Deonte Brown (Alabama) RS Senior
ランブロッカーとして活躍。パスプロテクターとしても、スライドプロテクションやマンプロテクションで効果を発揮。インテリアプレッシャーを止めるのに優れる。Gでしかプレーしたことがなく、Cでのプレー経験はない。
やっぱりスターティングセンターが抜けるので、オハイオステイトのマイヤーズやボストンカレッジのザイオン・ジョンソンなんかは結構魅力的ですね。
3巡指名候補 (80~90位 + 100位) ※100位は補填
- Alec Lindstrom (Boston College) Redshirt Junior
父はNFLで3シーズンプレーし、兄のクリスは2019年にアトランタ・ファルコンズの1巡指名選手。ロングスナッパー経験あり。パワーのあるテクニシャンタイプ。スナップは左手でするらしい。
- Ben Cleveland (Georgia) RS Senior
ジョージア大のOG。ランゲームではフィジカルとパワーでいい仕事ができる。身長が高く、視野が広いため、効果的なパスプロができる。移動、特に横移動が弱い。
- Landon Dickerson (Alabama)
2021年ドラフトのトッププロスペクトセンターの1人。ただ怪我の懸念があり、アラバマの前はフロリダステイトに3年いたがほとんどの期間怪我で離脱していた。16年は7試合に先発の地にACL断裂しシーズンエンド。18年にも2試合にのみ先発し怪我でシーズンエンド。アラバマではスターティングセンターとして活躍している。ラムズは2020年ドラフトで同じくポテンシャルは高いものの怪我の懸念があったEDGE テレール・ルイスを3巡で指名しているので、ここまで落ちてくれば指名の可能性はあると思います。
- Drake Jackson (Kentucky) RS Senior
簡単に崩れない、すでにプロでも通用するサイズ。センターのみでしかプレーできず、ワイド/アウトサイドゾーンを実装するチームではなく、ギャップ/パワーヘビーシステムに適している。
4巡指名候補 (135位) ※補填
Jack Anderson | Texas Tech |
Cade Mays | Tennessee |
Sadarius Hutcherson | South Carolina |
David Moore | Grambling |
6巡指名候補 (199位)
Tyler Linderbaum | Iowa |
Robert Hainsey | Notre Dame |
7巡指名候補 (243位)
Jimmy Morrissey | Pittsburgh |
以上になります。次回はEDGEです。