D# 2020 vs 2021
2020シーズンと2021シーズンのディフェンスを比較します。
2020
ベース:4-2-5
Signal Caller : S John Johnson III
DT Aaron Donald
NT Sebastian Joseph-Day (5-1-5)
DE Michael Brockers
OLB Leonard Floyd
OLB Samson Ebukam vs Justin Hollins
LB Micah Kiser → Troy Reeder
LB Kenny Young (4-2-5)
CB Jalen Ramsey
CB Darious Williams
Slot CB Troy Hill
S John Johnson III
S Jordan Fuller
2021
ベース:5-1-5
Signal Caller : S Jordan Fuller
DT Aaron Donald
NT Sebastian Joseph-Day → Greg Gaines
DE A'Shawn Robinson (5-1-5)
OLB Justin Hollins → Von Miller
OLB Leonard Floyd
LB Kenny Young → Ernest Jones
LB Troy Reeder (4-2-5)
CB Darious Williams
CB David Long Jr. vs Dont'e Deayon
Star Jalen Ramsey
S Jordan Fuller
S Taylor Rapp
所感
ラムズは2017シーズンにWade PhillipsがDCになってからベースD#を3-4にしました。
その後2020にDCになったステイリーもこれを継ぎましたが、実際蓋を開けてみるとフロントは4人の時がほとんどでした。
一方、2021にDCになったモリスはステイリーD#を引き継ぐと宣言したものの、メインは5メンフロントでした。
さらに、大きな違いはラムジーの使い方です。
ステイリーはラムジーをアウトサイドのエースレシーバーに付けてましたが、モリスはよりインサイドにセットさせ、より多くボールに関わるように、能力を最大限に発揮できるようにセットしました。
No. 1 D#を構築した2020とスーパーボウルを制覇した2021では、どっちが良かったかを単純に比較することはできませんが、2020, 2021と今シーズンの大きな違いとして、ILBユニットが非常に強化されていることです。それによって昨シーズンのD#の最大の弱点の穴埋めができていますし、ランD#を支えたSJDの退団もあるので、スキームの変更もあるかもしれませんね。