Shoedog Blog

NFL ロサンゼルス・ラムズファンによるアメスポブログ。デューク大学のバスケットボールチームも好きです。

FAプレビュー:DE Michael Brockers

オフシーズン恒例のFA考察。今回はDEマイケル・ブロッカーズです。

 

theramswire.usatoday.com

 

マイケル・ブロッカーズは2012年にLSUからドラフト1巡で入団して以来、ラムズで123試合に出場、8年間のキャリアで5試合しか欠場していません。なくてはならない選手の1人です。

ラムズは2017年に3-4スキームに切り替えたため、過去3シーズンで毎年54タックル以上、合計8.5サック、21QBヒットを記録しました。 彼は元々、ウェイド・フィリップスがチームを引き継いだときにNTとしてスタートしましたが、チームのためにDEにポジションを変更しました。

再びFAとなった今オフ、ラムズは決断を迫られています。長くチームに貢献してきた選手なので残って欲しいですが、キャップスペースが厳しいラムズ、もちろん、簡単にはいきません。

  • 2019 stats: 63 tackles (3 for a loss), 3.0 sacks, 9 QB hits
  • PFF grade: 74.6 overall

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ロッカーズはキャリア全体を通じて安定したパフォーマンスを見せてきました。
Pro BowlerやNFL Starではないブロッカーズですが、主にランストッパーとして、時々パスラシャーとして貢献してきました。
2019年は彼のベストシーズンの1つであり、9回のQBヒット、キャリアハイの63タックルを記録しました。QBヒットは2013年(10)に続いて過去2番目に多いシーズンでした。
3 QBサックは目立つ数字ではありませんが、彼の貢献は、パスラッシュというよりもランニングディフェンダーとして現れます。
アーロン・ドナルドは、ブロッカーズを「NFLで最高のランストッパーの1人」と評価しています。
ファンは、ブロッカーズが毎週チームに与えている影響をあまり認識していないかもしれませんが、ラムズはランディフェンスにブロッカーズがもたらす価値を明確に知っています。

 

ポジショナルニーズ:中

3-4DEポジションは、必ずしもディフェンスで最も重要なものの1つではありません。
比較的安価な選手で穴埋めされることもありますが、Cam HeywardやJ.J. Watt、Akiem Hicksなどの選手はチームに大きな影響を与えます。

ロッカーズはそのレベルほどではありませんが、代わりとなる選手がいない現状のラムズにとっては最高の選択肢です。 モーガン・フォックスは唯一の候補者ではありますが、彼もまた制限付きではありますがFAとなります。

ラムズは、ブロッカーズの代わりとなる選手を見つけるのに大きな苦労はないかもしれませんが、彼のリーダーシップとランストッパーとしての能力を補完するのは難しいかもしれません。 特にドラフトでは、パスラッシャーは多いですが、ブロッカーズラムズの弱点であるランで大きな貢献を見せるのでドラフトでの補完も厳しいでしょう。

 

Robert Hanashiro (USA TODAY Sports) による予測:ラムズと2年$13Mで契約更新

 

ラムズはブロッカーズがもたらす価値を見て、資産が限られている場合にディフェンスにドラフトピックを費やすよりも、彼をチームにとどめることを好むでしょう。 ブロッカーズは戻ってきたいという強い願望を表明し、昨年のインタビューでラムズにとどまると信じていると述べていました。

彼は来シーズンでNFL9シーズン目ですが、ブロッカーズはまだ30歳手前なので、まだまだ貢献できます。 ラムズはブロッカーズがチームに残るためにわずかな減棒を受け入れることを望んで、短期契約で彼を残そうとするべきです。

しかし、彼の直近の契約で年$11M以上を支払った後、年約$7Mでキープできない場合は、代わりを探すことを検討する必要があります。

 

キャップスペースが常に厳しく、今シーズンは特に他にも多くの有力選手がFAとなるため、フロントは厳しい決断を迫られそうです。